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加平の旅[201709_05] - 韓国各地の地マッコリが無料試飲できる夢の祭典「加平チャラ島全国マッコリフェスティバル」

前回のエントリーの続きです。

昨年(2017年)9月の韓国・江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)市などを巡る旅の3日目(2017年9月3日(日))です。

 

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南春川(ナムチュンチョン)駅からは京春線(キョンチュンソン)の電車に乗車。いったん春川市を離れます。
到着したのは、春川市側から見て西側で隣接する、京畿道(キョンギド)加平(カピョン)郡加平邑(읍:ウプ。日本の「町」に相当する地方自治体)を代表する鉄道駅、「加平」駅。「itx-青春」の全列車が停車し、週末になると明智山(명지산:ミョンジサン)など近隣の山への登山客でにぎわう駅です。

 

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加平駅へやって来たのは今回(2017年9月)が2度目。前年(2016年8月)に加平郡名産のチャツ(잣:松の実)を使用した冷たい麺「チャッククス」(잣국수)の名店である同じ加平邑内の「明智シムトガーデン(명지쉼터가든)」へ行った際に利用して以来です。松の実の香りの効いたスープがうんまかったです(今回は時間の都合で行きませんでしたが)。

 

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加平駅を出て、途中までは京春線の高架橋沿いに歩きます。 

 

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加平駅から徒歩で約24分ほど歩くと、写真のような亀さんの像のある橋にたどり着きます。

 

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こちらはソウルを貫流するあの漢江(ハンガン)の上流、北漢江(プッカンガン)の中州のひとつ「チャラソム」(자라섬:以下「チャラ島」と表記します)へ渡るための橋「チャラ車道橋」です。チャラ(자라)とは韓国語で「スッポン」、ソム(섬)とは「島」の意であり、その島(中州)の形がスッポンに似ているとしてこの名が付いたとのこと(地図で見る限りはあんまし似てないですが……)。なので橋にもスッポンさんの像があるわけです。
ちなみに同じ北漢江の中州であり、チャラ島のすぐ南(下流側。写真の地図では向かって右側の範囲外)に位置するのが『冬のソナタ』のロケ地で有名な「南恰島」(남이섬:ナミソム)です。チャラ島は加平邑ですが、南恰島は北漢江の対岸である春川市に属しています。

 

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チャラ島と北漢江を越える京春線の橋梁をジョイフルトレインが通過。

 

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このチャラ島にはイベント会場にも用いられるキャンピング場があり、中でも毎年10月頃に当地で開催される「チャラ島国際ジャズフェスティバル」は、文化体育観光部(部は日本の省に相当)の選定する「文化観光祭り」の2017年度最優秀祭りのひとつに選ばれるなど特に知られています。
そのキャンピング場の手前には、またもやスッポンさんのオブジェが。実はこのオブジェ、写真2枚目の案内板の周囲に貼られているハングルやひらがな、漢字など複数言語の文字で組み上げられています。

 

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そしてこの日(2017年9月3日)、そのキャンピング場を舞台に開催されていたのが、今回の目的である「第3回加平チャラ島全国マッコリフェスティバル」(제3회 가평 자라섬 전국 막걸리 페스티벌)です。
全国各地の名物マッコリを無料で試飲でき、気に入ったものを購入、その場で味わうことまでできるというこの祭りの存在を知ったのは出発のわずか2日前。どうしても参加したくて、当初予定のスケジュールを出発間際で変更してまで訪問した次第です。

 

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全国各地のマッコリ醸造所のブーステントが並ぶ場内。各ブースではマッコリを中心としたお酒が展示され、そのほとんどが試飲提供されていました。
今回はほぼ全ブースの写真を撮ってまいりましたので、以下、それらブースを出展する醸造所とその展示製品を分かる範囲で列挙、紹介してまいります。

 

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地元・加平邑に本社を構え、私も大好きな「加平チャッ生マッコリ」(가평 잣 생막걸리)の宣伝バルーンが立つウリスル(우리술)のブースは特に目立ちます。早速買って飲みたいところですが、前夜も春川で飲んだばかりですし、今回は普段あまり見ない銘柄を優先したいので試飲だけでがまんします。

 

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ウリスルのブース。写真1枚目のボトルは左から順に「トクソヌン覆盆子(ポップンジャ)マッコリ(톡쏘는 복분자 막걸리:トクソヌンとは「ぴりっとした」、覆盆子とは「キイチゴ」の意)、「トクソヌン沙果(サグァ)マッコリ」(톡쏘는 사과 막걸리:沙果とは「リンゴ」の意)、「加平チャッ生マッコリ」(가평 잣 생막걸리)、「トクソヌンアルパームトンドン」(톡쏘는 알밤 동동:アルパームとは「粒栗」の意、トンドンとは「トンドン酒」を示す)。ちなみに「アルパームトンドン」は東京・大久保通りの韓国食材スーパー「チョンガーネ」でも扱われていました。
写真2枚目の缶は左上から右下に向かって「トクソヌンサルマッコリ」(톡쏘는 쌀 막걸리:サルとは「米」の意)、「加平チャッマッコリ」(가펑 잣 막걸리。こちらは生マッコリではない)、「ミス・リー柚子マッコリ」(미쓰리 유자 막걸리)、「済州柑橘マッコリ」(제주감귤 막걸리)。うち「ミス・リー柚子マッコリ」は一般的なマッコリ(アルコール度数6%前後)よりも度数控えめの3%です。
写真1枚目にあるように、こちらの会場では大半のマッコリが1本2,000ウォン(約210円:2018年2月現在)、2本だとおトクな3,000ウォンで販売されていました。

 

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あくまでマッコリが主役とはいえ、一部ブースではその他のお酒も展示され、同様に試飲することもできました。こちらは京畿道金浦(キムポ)市の醸造所、金浦クムサル濁酒(김포금쌀닥주)の「金浦特酒」(김포특주)。韓国の伝統酒のひとつであり、100日間かけて仕込むことから「百日酒」とも呼ばれます。

 

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同じく金浦クムサル濁酒の製品、写真1枚目左から順に「金浦薬酒」(김포약주)、生マッコリの「生」(생)、同じく「ソノ」(선호)。写真2枚目の向かって右側、アスパルテーム無添加をうたうソノは、緑のボトルが主流である生マッコリでは珍しい青のボトルが特徴的です。よく見るとラベルには日本語表記も。

 

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京畿道楊平(ヤンピョン)郡、砥平(チピョン)酒造場(지평주조장)の生マッコリ。青いラベルは原料中の楊平産の米(쌀:サル)と小麦(말:ミル)の比率が7:3の本格派「砥平生サルマッコリ」(지평 생 쌀막걸리)、オレンジのものは小麦と輸入米の比率が3:7のクラシックタイプ「砥平生イェンマッコリ」(지평 생 옛막걸리:イェンとは「昔」の意)。

 

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京畿道抱川(ポチョン)市、二東(イードン)酒造(이동주조)の生マッコリ。左から順に「二東生マッコリ」(이동 생막걸리)、「二東生サルマッコリ」(이동 생쌀막걸리)、「五穀(オゴッ)生マッコリ」(오곡 생막걸리)。二東酒造の製品は「にっこりマッコリ」のブランドで日本にも輸出されており、ご存じの方も多いことでしょう。個人的に最も付き合いの長いマッコリです。

 

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こちらも京畿道抱川市の醸造所、1932抱川一東(イルドン)マッコリ(1932포천일동막걸리)の生マッコリ「覃恩」(담은:タムン)。いわゆるプレミアムマッコリの部類に入るもので、価格は一般的なマッコリ(日本円で150円前後/750ml)の10倍くらいするようです。人工甘味料不使用。2016年度大韓民国ウリスル(ここでは「民俗酒」の意)品評会で生マッコリ部門の奨励賞を受賞。

 

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同じく1932抱川一束マッコリの「チャルマッコリ」(찰막걸리)。もち米(찹쌀:チャプサル)とうるち米、小麦を「黄金比」で配合し、炭酸を適度に抑えたマッコリだとのことです。

 

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江原道旌善(チョンソン)郡、旌善銘酒(정선명주)の「コンドゥレ生マッコリ」(곤드레생막걸리)と「メミル生マッコリ」(메밀생막걸리)。コンドゥレ(곤드레:チョウセンアザミの葉)とメミル(메밀:ソバ)はともに旌善郡の特産品です。コンドゥレマッコリは2016年春の旌善訪問の際に飲んだことがありますが、日本で販売されているJINROの生マッコリがこれに近い風味でした。 


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慶尚南道キョンサンナムド)南海(ナメ)郡、「タレンイファーム営農組合法人」(다랭이팜 영농조합법인)の「タレンイファーム生マッコリ」(다랭이팜 생막걸리)。人工甘味料無添加。タレンイとは日本でいう「棚田」(階段式の田んぼ)のことで、醸造所の所在地である同郡南面(ナムミョン)、通称「加川(カチョン)タレンイマウル」(가천 다랭이마을)にちなんで名付けられたようです。こちらはボトル3本入りのボックスのみの展示でした。

 

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忠清北道(チュンチョンブット)清州(チョンジュ)市、チョウンスル世宗(セジョン)(좋은술세종:チョウンスルとは「良いお酒」の意)。左から「牛島タンコン伝統酒」(우도땅콩전통주)、「アルパームマッコリ」(알밤막걸리)。済州(チェジュ)特別自治道にある牛島(우도:ウド)名産のタンコン(땅콩:落花生)を材料に用いたという牛島タンコン伝統酒は正直このとき飲んだ記憶がないのですが、調べてみたら液色からしておいしそうです。見かけたら買ってみようと思います。

 

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同じくチョウンスル世宗の蒸留式ソジュ(焼酎)、「イド」(이도)。2016年度大韓民国ウリスル品評会で蒸留式ソジュ部門の大賞を受賞したお酒だそうです。

 

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京畿道龍仁(ヨンイン)市、スルセム(술샘:「酒の泉」の意)の製品。手前左から順に、蒸留式ソジュ「ミル25」(미르25)、「ミル40」、「ミル54」。数字は言うまでもなくアルコール度数です。試飲はいずれもストレートで、ミル54などは喉が焼けそうな強さでした。奥の赤いお酒は「スルチハンウォンスンイ」(술 취한 원숭이:「酔っぱらった猿」の意)という製品で、こう見えても実はマッコリです。赤米と紅麹で仕込むためにこのような色となっているとのこと。おいしかったです。

 

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大田(テジョン)広域市、ウェレンビュー(웰앤뷰)の「ディトッマッコリ」(디톡막걸리:ディトッとは日本でいう「デトックス」の意)。キムチ乳酸菌を用いた製品だとのことです。

 

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忠清南道(チュンチョンナムド)の複数醸造所の生マッコリを扱っていたブース。左は牙山(アサン)市、屯浦(トゥンポ)醸造所(둔포양조장)の「王(ワン)マッコリ」(왕막걸리)。中央奥の黒いラベルは青陽(チョンヤン)郡、農業会社法人アリラン酒造(농업회사법인 아리랑주조)の「ユソンビョル」(유성별:「流れ星」の意)。そして右は公州(コンジュ)市、寺谷(サゴク)醸造園(사곡양조원)の「公州アルパームマッコリ」(공주알밤막걸리)。

 

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江原道華川(ファチョン)郡、華川酒家(화천주가)の「サンチョノマッコリ」(산천어 막걸리)。サンチョノとは同郡特産の淡水魚「ヤマメ」の意。国内外から毎年数多くの観光客が訪問、文化体育観光部の「文化観光祭り」でも最上級の「(韓国)代表祭り」に4年連続で選定された「氷の国華川ヤマメ祭り」(얼음나라 화천 산천어축제)の開催地らしいネーミングです。

 

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慶尚北道キョンサンブット)安東(アンドン)市、檜谷(フェゴク)醸造場(회곡양조장)。創業90年という伝統のある醸造所だとのことです。左のボトルは「安東檜谷ミルマッコリ」(안동 회곡 밀 막걸리)。ラベルが反対側を向いている中央のボトルは「安東檜谷生マッコリ」(안동 회곡 생 막걸리)だと思われます。

 

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緑のボトルの生マッコリで日本でもおなじみの酒類メーカー、麹醇堂(국순당:クッスンダン)のブースもありました。左のボトルは「古」と書いて「イェンナル」(옛날:「昔」の意)、右のボトルは「テバッ」(대박)。60年代の伝統マッコリの味を再現したという「イェンナル」はそのクリーム色の液色からも分かるようにコクがあっておいしかったので、この旅の最終日にKORAILソウル駅に隣接する「ロッテマート」で買って帰りました。両製品ともに全国各地のマートで容易に入手できます。
そして真ん中の缶は「マッコリカーノ」(막걸리카노)という製品で、なんと韓国の人が好むコーヒー「アメリカーノ」風味のマッコリ。これが思いのほか相性がよくて、おいしかったのです。麹醇堂さん、どうか「イェンナル」とあわせて日本でも販売をご検討のほど……。

  

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それらブースの中に、私も好きな「ソン・ミョンソプマッコリ」(송명섭 막걸리)を生産する、全羅北道(チョルラブット)井邑(チョンウプ)市の泰仁(テイン)醸造場(태인양조장)のブースが。そしてそこには、自ら醸すマッコリの名称にもなっている無形文化財保持者、ソン・ミョンソプ(송명섭)名人のお姿も。感激のあまり日本から来たことを伝えて握手を求めると、一緒に写真まで撮っていただいたうえ、なんと名人自らソン・ミョンソプマッコリまで1本無料でくださったという。マッコリフェスティバル会場での記念すべき1本目となりました。このご恩は今後あちこちの酒場で飲んで果たします。

 

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ソン・ミョンソプマッコリの最大の特徴は、甘みが全くないこと。知っていても最初に口にしたときはびっくりしました。なのでどんな料理にも合いますし飽きが来ずゆっくり味わうことがてきます。ソウルだとマート(大型スーパー)で見かけることはまずないですが、たとえば鍾路3街(チョンノサムガ)にある「へンボッカンチッ」(こちらのエントリーにて紹介)だと1本5,000ウォン(約530円:2018年2月現在)で飲むことができます。「おひとりさま」もOKなので強くおすすめの店です。 

 

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場内ではおつまみの料理も販売されており、私が選んだのはマッコリとの相性が抜群のジョン(전:チヂミ)×2。結構なボリュームです。

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続いて購入したのは、京畿道広州(クァンジュ)市の醸造所「大農バイオウリ山参」(대농비아오우리산삼)の「退村(テチョン)トマト生マッコリ」(퇴촌 토마토 생 막걸리)。トマト風味というのがあまりに珍しかったので購入してしまいました。同市内のトマト研究会と共同開発したというこちらのマッコリ、トマト成分が実に10%を占め、当然その液色もピンク色。仕込みの際にはトマトと米を一緒に蒸すことで、殺菌効果に加えリコピン成分の効能を2倍以上に増大する効果があるとのことです。いい具合にトマトの風味が効いておいしかったです。店頭で見かけたらまた買うと思います。
右に写っているのは3皿目のエホバクジョン(애호박전:ズッキーニのチヂミ)やヨングンジョン(연근전:レンコンのチヂミ)などの盛り合わせ。これがまたうんまいのです。
 

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大農バイオウリ山参のブース。左から順に「ホダム南漢山城生マッコリ」(호담 남한산성 생 막걸리)、「ホダム山養山参生マッコリ」(호담 산양산삼 생 막걸리)、私が買った「退村トマト生マッコリ」。 

 

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場内に展示されていた、全国の地域別のマッコリのボトル。写真1枚目から順に京畿道、江原道、忠清北道、そして忠清南道。ところでバナナマッコリやクリームチーズマッコリなど日本でも見かける麹醇堂のボトルが「江原道」にあるのは、韓牛(ハヌ)の産地としても知られる江原道横城(フェンソン)郡に本社を構えているからです。今回初めて知りました。

 

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引き続き全国の地域別のマッコリのボトル。写真1枚目から順に全羅北道全羅南道慶尚北道慶尚南道、そして済州特別自治道
これらの撮影のためラベルを正面に向けて整列させようとしたところ、ペットボトルの空き瓶なのでわずかな衝撃でも倒れてしまい、しかも他のボトルを巻きこんで一斉に倒れるので整列させるのもひと苦労でした。

 

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こちらの「加平チャラ島全国マッコリフェスティバル」、2017年(第3回)は9月1日(金)~3日(日)の3日間開催でした。開場時間は午前10時~午後10時で、他の方のブログを見る限りは昼よりも夜の来場者が多いようです(ステージイベントも夜間に集中)。本年・2018年(第4回)の開催日程はいまのところ未定ですが、「春川タッカルビマッククス祭り」と日程がかぶるようであればまた両方ともに参加したいと思います。
会場のチャラ島キャンピング場へは、KORAIL「加平」駅からであれば徒歩約28分(約1.84km)。路線バスはないようなので(途中まではあっても歩く距離の方が長い)、タクシーのご利用をおすすめします(3,000ウォンちょっとかかるようです)。
前述したように、加平駅には「itx-青春」の全列車が停車します(2018年2月現在)。ソウルの龍山(ヨンサン)駅からは約55分、清凉里(チョンニャンニ)駅からは約40分。ただし加平駅にコインロッカーはないので、日帰りであれば龍山駅コンコースなどのコインロッカーに荷物を預けてから行くことをおすすめします。
それと加平駅は利用客数の割に「itx-青春」の券売機が少ないため、数十人の行列が形成されることがあります。スケジュールが確定しているならば、あらかじめ往復の切符を確保してから行くことを強くおすすめします。

チャラ島キャンピング場(「加平チャラ島全国マッコリフェスティバル」会場)(자라섬캠핑장 (가평 자라섬 전국 막걸리 페스티벌 회장) :京畿道 加平郡 加平邑 達田里 山7。リンク先は会場手前の「チャラ車道橋」です)

  

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チャラ島にはタクシーがいなかったため、再び歩いて加平駅へ。幸いにして券売機が空いていたので、ちょうどやって来た下りの「itx-青春」で南春川駅へ戻ることに。ここぞとばかりに2階席を利用します。

 

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春川市外バスターミナルの荷物をピックアップした後、上りの「itx-青春」まで時間があったのでいったん春川駅へ。駅の外にはこの日が最終日の「春川マッククスタッカルビ祭り」のテントが見えますが、この日はさすがに寄る時間はありません。次回(2018年)、5年連続参加を誓いつつ春川を後にします。

 

それでは、次回のエントリーヘ続きます。

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