かつてのTwitterアカウント(削除済み)の別館です。
主に旅での出来事につき、ツイートでは語り切れなかったことを書いたりしたいと思います。

群山の旅[201801_01] - あの映画の撮影地でファンテ(スケトウダラ)尽くしの群山の夜

今回からは、本年(2018年)1月19日(金)から同月21日(月)にかけての全羅北道(チョルラブット)群山(クンサン)市の旅をお届けします。 群山市は韓国の西海岸、全羅北道の北西部に位置する人口約28万人の港湾都市です。かつて鎮浦(ジンポ)と呼ばれて…

ソウルの旅[201712_06] - 二人の「少女像」とソウル最後のタルトンネ、朝鮮総督府と逆向きに建てられた「尋牛荘」

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)12月の全羅南道(チョルラナムド)新安(シナン)郡などを巡る旅の3日目(2017年12月3日(土))です。 次の目的地へ向かうため、まずは首都圏電鉄(ソウルメトロ)4号線「漢城大入口(ハンソンディック)」駅で下…

ソウルの旅[201712_05] - 鍾路3街の夜はまたあの幸福な酒場で、そして伝統のプゴクッにソウル式チュタン

下記エントリーの続きです。 昨年(2017年)12月の全羅南道(チョルラナムド)新安(シナン)郡などを巡る旅の2日目(2017年12月2日(土))です。 木浦(モッポ)駅から乗車したKTXで、終点の龍山(ヨンサン)駅に到着。木浦での接続がよかったので、直前の訪…

順天の旅[201810_00] - 天の意に従うという名を持つ街、そしてあの映画の舞台を歩く

今回はいつもと趣向を変えて、ちょうど本エントリー公開の直前(2018年10月27日~29日)に私が訪問した街、全羅南道(チョルラナムド)順天(スンチョン)市について紹介したいと思います。 順天市は全羅南道の南東部に位置する人口約28万人、面積約907平方k…

本ブログ開設2周年を迎えて

こんにちは、ぽこぽこ(@gashin_shoutan)です。本日は千夜誕の9月19日。ということは本ブログの2回目の誕生日でもあるわけです。無事に2周年を迎えられたのも、ひとえに拙ブログをお読みいただいているみなさまのおかげであると存じております。心から感謝…

新安の旅[201712_04] - 奇岩絶壁と人々の生活が共存する丸ごと天然記念物の島「紅島」を山と海から堪能する

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)12月の全羅南道(チョルラナムド)新安(シナン)郡などを巡る旅の2日目(2017年12月2日(土))です。 前泊した黒山島(フクサンド)から高速船(韓国では「快速船」と表記)に乗船して約30分、次の目的地の島が…

新安の旅[201712_03] - 2年越しの念願のあの場所へ、そして島特産のホンオフェに舌鼓を打つ黒山島の夜

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)12月の全羅南道(チョルラナムド)を巡る旅の1日目(2017年12月1日(金))、新安(シナン)郡の黒山島(フクサンド)訪問記の続きです。 午後6時。この日の宿である「黒山ビーチホテル」の夕食の時間です。ホテル…

新安の旅[201712_02] - 高速船で約2時間の離島「黒山島(フクサンド)」念願の初上陸、そして島内一周の旅

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)12月の全羅南道(チョルラナムド)を巡る旅、1日目(2017年12月1日(金))です。 私が乗船した高速船(韓国では「快速船」と呼ぶ)「ニューゴールドスター」は、午後1時に木浦(モッポ)沿岸旅客船ターミナルを出…

木浦の旅[201712_01] - 木浦駅前の超うんまいピョヘジャンクッ、徒歩約1時間半の近代建築巡り

今回からは、昨年(2017年)12月1日(金)から同月4日(月)にかけての全羅南道(チョルラナムド)などの旅をお届けします。 今回の往路はいつも以上に所要時間がかかるため、久々に深夜2時発のピーチの羽田-仁川便を利用(写真がピンぼけですみません……)…

釜山の旅[201711_05] - 日帝時代の墓石で命をつないだ避難民の村「碑石文化マウル」、庶民生活の記録に生涯を捧げた写真家

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)11月の釜山広域市を巡る旅、明けて3日目(2017年11月19日(日))の朝です。 この日最初に向かったのは、同市西区(ソグ)にある都市鉄道(地下鉄)1号線「土城(トソン)」駅。いまや釜山を代表する観光地のひと…

釜山の旅[201711_04] - 過去の人的収奪を記憶する「国立日帝強制動員歴史館」、そして辛うまナッコプセポックム

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)11月の釜山広域市を巡る旅、2日目(2017年11月18日(土))です。 南区(ナムグ)牛岩洞(ウアムドン)からタクシーに乗って向かったのは、同区内の大淵洞(テヨンドン)にある「国立日帝強制動員歴史館」。その名…

釜山の旅[201711_03] - 避難民たちの住宅となった日帝時代の畜舎が残る「埋築地マウル」と「ソマンマウル」

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)11月の釜山広域市を巡る旅、2日目(2017年11月18日(土))です。 東区(トング)凡一洞(ポミルドン)、釜山鎮市場(プサンジン・シジャン)ビルの横の飲食店街をしばらく南へ進むと、写真のトンネルが現れます。…

釜山の旅[201711_02] - 絶品のテジクッパと不遇の画家を記念した「李仲燮通り」、釜山・東区の「釜山鎮」を歩く

前々回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)11月の釜山広域市を巡る旅、明けて2日目(2017年11月18日(土))の朝です。 この日最初に向かったのは東区(トング)、前夜に利用した都市鉄道(地下鉄)1号線「凡一(ポミル)」駅からひとつ南側にある「佐川…

光州の旅[201710_07] - 5.18の真相究明に生涯を捧げた弁護士、そして無等山麓「ムドル酒幕」のうんまいオーギョプサル

前々回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)10月の光州(クァンジュ)広域市や全羅南道(チョルラナムド)高興(コフン)郡・宝城(ポソン)郡などを巡る旅、3日目(2017年10月29日(日))です。 筏橋(ポルギョ)バス共用ターミナルから乗車したのは、光…

釜山の旅[201711_01] - チャガルチと凡一(ポミル)、情感漂う釜山の2つの酒場をはしごする

今回からは、昨年(2017年)11月17日(金)から同月19日(月)にかけての釜山広域市の旅をお届けします。本来ならば、昨年10月の光州(クァンジュ)広域市や全羅南道(チョルラナムド)などを巡る前回のエントリーの続きを書くべきところですが、こちらにつ…

宝城の旅[201710_06] - 筏橋、趙廷来氏の小説『太白山脈』の舞台巡り、ムツゴロウのスープにコマクパン

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)10月の光州(クァンジュ)広域市や全羅南道(チョルラナムド)宝城(ポソン)郡などを巡る旅、明けて3日目(2017年10月29日(日))の朝です。 この日は主に、筏橋邑(ボルギョウプ。邑(ウプ)は日本の「町」に相当…

宝城の旅[201710_05] - 大河小説の舞台にもなった「宝城旅館」、コマク定食にコマク祭りと筏橋コマク三昧の旅

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)10月の光州(クァンジュ)広域市や全羅南道(チョルラナムド)高興(コフン)郡などを巡る旅、2日目(2017年10月28日(土))です。 高興郡の鹿洞(ノクトン)バス共用停留場から1時間ほどで、この日の朝も通過し…

高興の旅[201710_04] - 患者たちへの差別と人権蹂躙の歴史を記憶する「ハンセン病の島」小鹿島を歩く(後編)

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)10月の光州(クァンジュ)広域市や全羅南道(チョルラナムド)高興(コフン)郡などを巡る旅、2日目(2017年10月28日(土))、高興郡道陽邑(トヤンウプ)にある「ハンセン病の島」小鹿島(ソロクト)探訪の後編…

高興の旅[201710_03] - 患者たちへの差別と人権蹂躙の歴史を記憶する「ハンセン病の島」小鹿島を歩く(前編)

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)10月の光州(クァンジュ)広域市や全羅南道(チョルラナムド)高興(コフン)郡などを巡る旅、2日目(2017年10月28日(土))です。 自転車で居金大橋(コグムデキョ)を渡り、小鹿島(ソロクト)に再上陸。小鹿島…

高興の旅[201710_02] - 居金島自転車の旅、「大木金太郎」の名でも知られる島出身のプロレスラーを称える「金一記念体育館」

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)10月の光州(クァンジュ)広域市や全羅南道(チョルラナムド)などを巡る旅、明けて2日目(2017年10月28日(土))の朝です。 まだ夜が明ける前の午前5時過ぎ、都市鉄道(地下鉄)1号線「農城(ノンソン)」駅近く…

光州の旅[201710_01] - 日本語表記もふんだんな光州地下鉄に大仁市場の山盛りスンデ、楊林洞の夜散策

今回からは、昨年(2017年)10月27日(金)から同月30日(月)にかけての光州(クァンジュ)広域市、全羅南道(チョルラナムド)などの旅をお届けします。 光州広域市については、本ブログでは地域別だと現時点で最も多く紹介している(今回で17回目)街なの…

ソウルの旅[201709_07] - 早朝の鍾路散歩(その②)甲申政変の舞台「郵征総局」、現存する韓国最古の飲食店のソルロンタンを味わう

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)9月の江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)市などを巡る旅の4日目(2017年9月4日(月))、ソウル特別市鍾路区(チョンノグ)の早朝散歩の続きです。 「空間(コンガン)社屋」から栗谷路(ユルゴンノ)沿…

ソウルの旅[201709_06] - 早朝の鍾路散歩(その①)鮮やかな紫のカキ氷にソウル教育博物館、北村韓屋マウル

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)9月の江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)市などを巡る旅の3日目(2017年9月3日(日))です。 春川駅から乗った列車「itx-青春」を「清凉里」(チョンニャンニ)駅で下車し、首都圏電鉄(地下鉄)1号線に…

加平の旅[201709_05] - 韓国各地の地マッコリが無料試飲できる夢の祭典「加平チャラ島全国マッコリフェスティバル」

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)9月の韓国・江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)市などを巡る旅の3日目(2017年9月3日(日))です。 南春川(ナムチュンチョン)駅からは京春線(キョンチュンソン)の電車に乗車。いったん春川市を離れ…

春川の旅[201709_04] - 400年前の孝行息子の伝説を記憶する壁画マウル、そして春川タッカルビの名店を一挙紹介

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)9月の韓国・江原道(カンウォンド)春川(チュンチュン)市などを巡る旅、明けて3日目(2017年9月3日(日))の朝です。 ホテルをチェックアウトして最初に向かったのは、KORAIL「南春川」(ナムチュンチョン)駅…

春川の旅[201709_03] - 夕陽に映える「昭陽江処女像」、そして猛烈にうんまい春川タッカルビの原型を味わう

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)9月の韓国・大田(テジョン)広域市、江原道(カンウォンド)春川(チュンチュン)市などを巡る旅の2日目(2017年9月2日(土))です。 「春川マッククスタッカルビ祭り」の会場をずっと散策していたら、日が傾い…

春川の旅[201709_02] - 4年連続参加の「春川マッククスタッカルビ祭り」で本場のタッカルビを味わう

前回のエントリーの続きです。 昨年(2017年)9月の韓国・大田(テジョン)広域市などを巡る旅、明けて2日目(2017年9月2日(土))の朝です。 この日はまず、大田から次の目的地である江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)市ヘバス移動。当初予定では…

大田の旅[201709_01] - 大田の近代建築巡り、そして文字通りパンチのありすぎる謎の料理「パンチチム」

今回からは、昨年(2017年)9月1日(金)から同月4日(月)にかけての大田(テジョン)広域市などの旅をお届けします。 大田広域市は、韓国(朝鮮半島南部)でも中央のやや西寄りに位置する人口約160万人の大都市です。元々は忠清南道(チュンチョンナムド)…

大邱の旅[201706_05] - 大邱が生んだ偉大な歌手を再描写する「金光石タシクリギギル」、そして「北城路練炭プルコギ」

前回のエントリーの続きです。 韓国・大邱(テグ)広域市を巡る旅、2日目(2017年6月10日(土))です。 大邱十味のひとつ「ヌルングクス」の名店「桐谷ハルメソンカルグクス」を出て、近くの「桐谷ネゴリ」(동곡네거리)バス停へ。大邱広域市の西側に隣接す…

今年もありがとうございました。

こんばんは、ぽこぽこ(@gashin_shoutan)です。 本年(2017年)も残すところあと1時間。本年も拙ブログをお読みいただき、ありがとうございました。2017年中は、幸いにして全9回の渡韓の機会に恵まれることができました。それらのうち現時点で執筆途中の大…

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